2011年7月29日金曜日

2011/7/26 CNICUst ストレステストについて

2011/7/26 CNICUst ストレステストについて from CNIC on Vimeo.


元格納容器設計技師 渡辺敦雄氏と 元格納容器設計技師 田中三彦氏,そして原子力資料情報室の澤井正子さんとストレステストについて語りました。

参考文献
WENRA ウェブサイトより
First proposal about European “stress tests” on nuclear power plants
Published: 2011-03-23 20:16
http://wenra.org/​extra/​news/​?module_instance=1&id=29

西欧原子力規制者会議(WENRA)
Western European Nuclear Regulators Association
http://www.wenra.org/extra/pod/
・原子力発電所を所有する欧州諸国の原子力規制機関の長・上級幹部からなる非政府組織。1999年発足。
・原子力安全への共通アプローチ、独立の安全評価、情報・経験交流。

追加情報
原子力安全委員会の55回(7月21日)会合の配付資料に原子力安全・保安院が計画しているストレステストの説明があります.
http://www.nsc.go.jp/anzen/shidai/genan2011/genan055/index.html

(1-1)
東京電力株式会社福島第一原子力発電所における事故を踏まえた既設の発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価に関する評価手法及び実施計画(案)(PDF:332 KB)
http://www.nsc.go.jp/anzen/shidai/genan2011/genan055/siryo1-1.pdf

(1-3)
発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価 (PDF:495 KB)
http://www.nsc.go.jp/anzen/shidai/genan2011/genan055/siryo1-3.pdf

(参考資料)
発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価の概要
設計上の想定を超える事象に対しどの程度安全裕度を有するかを評価 (PDF:859KB)
http://www.nsc.go.jp/anzen/shidai/genan2011/genan055/ssiryo.pdf


東京電力株式会社福島第一原子力発電所における事故を踏まえた既設の発電用原子炉施設の安全性に関する総合評価の実施について 原子力安全・保安院 原子力安全技術基盤課 平成23年7月22日(金)
http://www.meti.go.jp/press/2011/07/20110722010/20110722010.html


原子力資料情報室 CNIC http://cnic.jp
Twitter : @CNICJapan http://twitter.com/​CNICJapan/​
CNIC映像アーカイブ http://cnic-movie.blogspot.com/​

事故事例から学ぶ安全設計の考え方と活かし方

後藤政志blog管理人よりお知らせです。

2011年8月25日(木) 10:30〜17:30
日本テクノセンター(東京都新宿区)にて講義を行います。専門的な講義になると思います。
受講対象者は、広く工学系の知識を持った中堅技術者および新人技術者。工学の分野では、構造系、振動系、流体系、制御系の分野が関係するが、ヒューマンファクターの分野にも係わる。科学部の記者やマスコミの方で事故と安全性に関心のある方であれば受講可能


詳細は以下をご覧ください。
http://www.j-techno.co.jp/test/index.cgi?mode=sem&unit=2011082501

2011年7月22日金曜日

7/23(土)愛川欽也パックインジャーナルに出演します

YouTubeに映像がアップされていました。
→ http://www.youtube.com/watch?v=iRC-GtydQv4

http://asahi-newstar.com/web/01_packin_journal/?cat=11より内容を転載します

7/23(土)福島第1原発の本当の今 後藤さんから聞く

【今週の出演者】(敬称略)
田岡俊次(朝日ニュースターコメンテーター)
今井 一(ジャーナリスト)
二木啓孝(ジャーナリスト)
マエキタミヤコ(メディア・クリエイティブディレクター)
横尾和博(社会評論家)

※コーナーゲスト
後藤政志(元東芝原子力設計技術者、工学博士)

(1)福島第1原発の本当の今 後藤さんから聞く
福島第一原子力発電所の事故収束に向けた工程表について、
政府と東京電力は19日、改訂版を発表し、
今後3年間で燃料プールから使用済み燃料を取り出し、
廃炉に向けた準備をする方針を示しました。
一方、避難区域の解除の条件としてきた原子炉の冷温停止の定義について、
炉内の温度が100度以下になり原発の敷地境界での被曝線量が
年間1ミリシーベルト以下になることを初めて示しました。
7月までの第1段階(ステップ1)で目標としてきた「原子炉の安定的な冷却」は達成し、
その理由に、放射能汚染水を原子炉の冷却に使う循環注水冷却システムの
稼働を挙げました。そのほかの原発問題もトークします。

2011年7月21日木曜日

book 『原発を終わらせる』岩波新書 石橋克彦編


原発を終わらせる (岩波新書 2011/7/21)

はじめに 石橋克彦

福島第一原発事故
1 原発で何が起きたのか 田中三彦
2 事故はいつまで続くのか 後藤政志
3 福島原発避難民を訪ねて 鎌田遵

原発の何が問題か ― 科学・技術的側面から
1 原発は不完全な技術 上澤千尋
2 原発は先の見えない技術 井野博満
3 原発事故の災害規模 今中哲二
4 地震列島の原発 石橋克彦

原発の何が問題か ― 社会的側面から
1 原子力安全規制を麻痺させた安全神話 吉岡斉
2 原発依存の地域社会 伊藤久雄
3 原子力発電と兵器転用  ―増え続けるプルトニウムのゆくえ 田窪雅文

原発をどう終わらせるか
1 エネルギーシフトの戦略 ―原子力でもなく、火力でもなく 飯田哲也
2 原発立地自治体の自立と再生 清水修二
3 経済・産業構造をどう変えるか 諸富徹
4 原発のない新しい時代に踏みだそう 山口幸夫

book 『大震災・原発事故とメディア』大月書店 2011.7

後藤政志が出演したパネルディスカッション「原発事故とメディア」2011/4/30 が収録されています。

大震災・原発事故とメディア
大震災・原発事故とメディア

映像

2011/4/30 原発事故とメディア 第2部 from CNIC on Vimeo.

7/22の朝まで生テレビに出演します

http://twitter.com/#!/asamadetv/status/93685169206198272
【あさって放送】22(金)深夜放送の「朝まで生テレビ!」は~徹底討論!原発~。出演者:飯田哲也、石川迪夫、小川順子、後藤政志、高田純、奈良林直、西尾正道、ピオ・デミリア、吉岡斉、田原総一朗氏。事前にご質問・ご意見を #asamadetv で受付中!

22(金)深夜放送の「朝まで生テレビ!」は、放送時間がいつも異なり、25:50~(一部地域は25:59~)となります。詳細等は番組HP(tv-asahi.co.jp/asanama/)まで。 #asamadetv 

~徹底討論!原発~。現在、事前にご質問・ご意見を受付けています。 #asamadetv を付けてつぶやいて下さい。番組内で紹介させて頂く場合があります。

朝まで生テレビ!
http://www.tv-asahi.co.jp/asanama/

2011年7月6日水曜日

7/10 公開フォーラム『 福島原発震災の真実 』柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会

2011/7/20 追記
当日の映像はこちらからご覧いただけます。
http://cnic-movie.blogspot.com/2011/07/2011710_13.html

http://kkheisa.blog117.fc2.com/

===========【転載・転送・歓迎】============

    柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会
     公開フォーラム 『 福島原発震災の真実 』
     < 2011/7/10(日)日本科学未来館にて >

=================================

 3月11日の東北地方太平洋沖地震によって発生した「福島原発震災」は、いまだに収束の兆しが見えず、影響の深刻化、長期化が避けられない状況になっています。
 東京電力は、”想定外の津波”による電源喪失が原因であったと強調していますが、それは、懸念されていた「過酷事故」を起こしてしまったことへの責任逃れと、津波対策と非常用電源の補強をすれば、日本の他の原発は安全である、という言い訳づくりのための方便と言わざるを得ません。
 私たち、「柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会(柏崎刈羽・科学者の会)」は、2007年7月の新潟県中越沖地震で、柏崎刈羽原発が被災した際、政府と東京電力が、科学的な検証に着手する前から、設計上の想定を大幅に上回る地震に見舞われた原発の「再稼働」を大前提としていたことを問題視し、科学者・技術者の立場から、政府や新潟県での検証に対して、専門的な情報提供、問題提起などを行ってきました。
 今回の「福島原発震災」についても、東京電力や政府からの情報開示が極めて不十分な状況の中で、「柏崎刈羽・科学者の会」の関係者が、原発の設計などにかかわってきた専門の立場から、事故の分析や市民への情報提供に努めてきました。
 この公開フォーラムでは、私たちが入手しうるかぎりの最新情報をもとに、「福島原発震災」の実情を一般のみなさんにもわかりやすく解説するとともに、福島以外の原発の危険性についても議論を深めていきたいと考えています。たくさんの方々のご参加をお待ちしております。


・日   時  2011年7月10日(日) 10:30~18:00
・プログラム  下記をご覧下さい
・会   場  日本科学未来館 みらいCANホール(約300席)
        新交通ゆりかもめ「船の科学館駅」下車、徒歩約5分 または
       「テレコムセンター駅」下車、徒歩約4分
アクセス詳細 http://www.miraikan.jst.go.jp/guide/route/

・参 加 費  1,000円(資料代)
・主   催  柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会
・協   力  原子力資料情報室、高木学校、高木仁三郎市民科学基金
・参加申込み  多数の方の参加が予想されますので、事前に E-mail
        kk-heisa@takagifund.org または
        Fax 03-3358-7064 にお申し込み下さい。
   (申込多数の場合は、ご参加を受付できないことがあります。)

・問 合 せ  〒160-0004 東京都新宿区四谷1-21 戸田ビル4階
        柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会 
        事務局長 菅波 完
        E-mail  kk-heisa@takagifund.org 
        Tel 070-5074-5985 Fax 03-3358-7064

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    柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会
 
     公開フォーラム 『 福島原発震災の真実 』
    
   ~~~~~~~~ プログラム ~~~~~~~~

 ※プログラムの内容および時間配分などは、福島原発の状況等に
  よって変更になる可能性もありますので、ご了承下さい。

10:15 開場  10:30 開会

◆セッション1.「福島原発でなにがおこったのか」
  
 メインスピーカー:田中三彦(サイエンスライター、元原子圧力容器設計者)
          伊東良徳(弁護士、六ヶ所村核燃サイクル訴訟弁護団)
 コメンテーター :後藤政志(元東芝、原子炉格納容器設計者)
         小倉志郎(元東芝、原発技術者)

12:30-13:30  <昼食休憩>

◆セッション2.「放射線被曝の現状」
  
 メインスピーカー:阪上 武(福島老朽原発を考える会)
 コメンテーター :崎山比早子(元放射線医学総合研究所主任研究官、高木学校)

◆セッション3.「いま改めて問う、日本の原発の危険性」

 ・地震の問題  :石橋克彦(神戸大学名誉教授)
 ・老朽化の問題 :上澤千尋(原子力資料情報室)
 ・電力会社・政府の姿勢
  -新潟県中越沖地震後の柏崎刈羽原発の検証を振り返って-
         :金子貞男(長岡市在住、原発からいのちとふるさとを守る県民の会)

◆セッション4.全体討論
  
18:00  閉会 

2011年7月3日日曜日

8/27 原発とエネルギーを学ぶ朝の教室 @クレヨンハウス

第7回「原発事故が避けられない理由」
8月27日(土)9:00~10:30  東京店B1 レストラン「広場」

講師/後藤政志さん(元東芝・原子炉格納容器設計者)
司会/落合恵子(クレヨンハウス主宰)

設計者の立場から、原発の欠陥と問題点を指摘している後藤政志さん。経験からのお話には説得力があります。「原発がシビアな事故を起こさないことは不可能」と言う理由を、福島第一原発事故から解説してくれます。

・参加費/1,000円(税込)
・申込/お電話またはメールでご予約ください。
・電話03-3406-6465
(ミズ・クレヨンハウス 11:00~19:00)
email josei@crayonhouse.co.jp

詳細は http://www.crayonhouse.co.jp/home/Morningstudy.html#gen7

7/7-8 安全工学シンポジウム2011- グローバル化と安全 -「特別企画:東日本大震災と安全」

http://bit.ly/lO44Bd より掲載 


安全工学シンポジウム2011 開催概要
開催日 : 2011年7月7日(木)~8日(金)
会場 : 機械振興会館 会議室
〒105-0011 東京都港区芝公園3丁目5-8
主催 : 日本学術会議(総合工学委員会)

幹事学会 : (社)日本機械学会
参加費 : 無料。講演予稿集は当日会場で実費頒布(1部5,000円、ただし学生は1部2,000円)。
参加登録 : 事前登録は不要です。当日直接会場にお越し下さい。
企画一覧 :
http://bit.ly/lO44Bd


後藤政志氏は
緊急特別企画 7月7日(木)11時20分~12時20分, 14時10分~18時00分
パネルディスカッション 「安全の構築に向けて-東日本大震災によりあきらかになった課題と安全再構築の視点」に参加します。


会場地図 機械振興会館 会議室 〒105-0011 東京都港区芝公園3丁目5-8


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2011年7月1日金曜日

島根県で講演会 7/16松江、7/17米子

後藤政志blog管理人よりご紹介
7/16松江、7/17米子 さよなら島根原発ネットワーク 後藤政志講演会



関連記事
朝日新聞6/18 脱島根原発でネットワーク→ http://bit.ly/jgfNai
日本海新聞 6/17 脱原発ネット設立へ 島根・鳥取両県市民団体など http://bit.ly/jhqmEt