2016年8月25日木曜日

訂正あり [イベント] 9月24日 新規制基準で過酷事故対策は可能か?─原子炉格納容器の役割とその破綻─

[イベント] 9月24日 新規制基準で過酷事故対策は可能か?─原子炉格納容器の役割とその破綻─
格納容器は、設計基準事故(DBA)に対して、放射性物質の拡散を防止するよう設計してきた。新規制基準では、過酷事故(温度、圧力、放射線レベルなどが設計条件を超える)の発生が前提とされている。しかしその前提に立てば、格納容器自体の変形量やフランジの密封機能、電気部品、計装品、信号ケーブル、ケーブルペネトレーション(貫通部)等まで含めて総合的に設計し直さねば、事故対応はできない。原発の安全性の主要な設備である格納容器の設計の建前と現実について整理し、格納容器設計に携わった技術者の視点で問題点と課題について報告する。

【講師】
渡辺敦雄(元東芝技術者/主としてマークⅠ型格納容器の設計に従事)
後藤政志(元東芝技術者・APAST理事長/主として過酷事故時の耐性評価に従事)
【コメンテーター】
小倉志郎(元東芝技術者/原発の設計、建設、保守工事の現場まで広い経験を持つ)
2016年9月24日(土) 1413:00~16:30 ( 訂正 14時ではなく13時からです。)
会場 岩波セミナールーム(岩波アネックス3F)
東京都千代田区神田神保町2–3
資料代:500円(事前登録の必要はありません)

【主催】もっかい事故調*(代表世話人・田中三彦)
*国会事故調において事故の原因調査をしたメンバー(元委員と元協力調査員)有志が、自主的に調査検討を継続しているグループ。
【協賛】原子力資料情報室、NPO法人 APAST
【連絡・問い合わせ先】澤井正子:090‐4422‐5394 mokkai.jikocho@gmail.com

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