2016年10月16日日曜日

10/18 国会エネルギー調査会(準備会) 第59回

10月18日(火) 原発ゼロの会 主催 国会エネルギー調査会(準備会) 第59回に後藤政志も伺う予定です。
原子力市民委員会座長の吉岡斉氏の基調提起があります。
後藤のfacebook page からのlive配信も予定しています。

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          正当性なき原子力延命策を問う
       〜廃炉費負担,東電救済,核燃サイクル推進〜
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        国会エネルギー調査会(準備会) 第59回(10/18)
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 国民負担の下に原子力を延命、優遇する政策の策定が国民的議論も国会関与もないまま一気に進もうとしています。「もんじゅ」は廃炉の方向ですが、政府は核燃料サイクル推進、高速炉研究開発の方針は「堅持」するとし、「高速炉開発会議」を設置しました。電事連とメーカーが参加する同会議を仕切るのは文科省ではなく経産省です。非公開の会議で高速炉開発方針案が策定され、政府は年内に決定する予定です。また、電力システム改革を貫徹するとの名目
の下にエネ調に「貫徹小委員会」が新設され、ベースロード電源市場を創設して新電力が「安い」原発の電力にアクセスできるようにするのと引き換えに、原発廃炉費用を託送料金に乗せる仕組みなどが検討されます。原発の安い/高いを使い分けつつ、「公益電源」としてあまねく国民負担で支えるとの論法です。同小委は2つのWGでスピード審議、年内に中間とりまとめ、来年通常国会には法案提出が目論まれています。
 賠償・除染や廃炉費用の見通しが立たない東電福島第一原発事故。電事連は必要資金が想定より8.1兆円上振れするとして、国費負担を政府に要望したと伝えられます。経産省は「東電委員会」を設置、議事非公開で、年内に提言原案をまとめる予定です。大きく3つの場で検討が進む正当性なき原子力救済・延命策に待ったをかけるべく徹底討論します。
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 ◇日時  2016年10月18日(火)16:00〜18:00
 ◇場所  衆議院第1議員会館 国際会議室(1階)
       *会館入口で入館証を配布します。
 ◇共催  原発ゼロの会/国会エネ調(準備会)有識者チーム
 ◇プログラム 
基調提起:吉岡斉氏(九州大学教授・原子力市民委員会座長)
説明:資源エネルギー庁、文部科学省、内閣府
国会議員、有識者、関係省庁を交えた討議・意見交換
◇出席者 国会議員(原発ゼロの会メンバーはじめ関心を持つ議員)国会エネ調(準備会)有識者チームメンバー
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○「原発ゼロの会」には、現在8党・会派及び無所属の衆参国会議員73名が参加しています。「国会エネルギー調査会(準備会)」は、国会にエネルギー政策見直しを総合的に議論する場がないことを懸念し、自主的な開かれた議論の場として2012年4月より継続開催しているものです。
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◆取材申込・お問い合わせは以下までお願い致します。
  阿部知子事務所(原発ゼロの会事務局)
   Tel: 3508-7303(衆議院内線:50424)/ Fax: 3508-3303
   E-mail: usami@abetomoko.jp
  原発ゼロの会ブログ:http://genpatsu0.cocolog-nifty.com/blog/
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